
英国の歌姫キャサリン・ジェンキンスが来日、12月19日に宮城県の小学校2校と瓦礫集積所の見学を行って来ました。
WMJ担当者による同行レポートを紹介いたします。
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キャサリンの訪問を待っていたかのような晴天の仙台。
かねてから、被災地の小学校を訪問したいとの希望を持っていたキャサリンは、連日のプロモーションに続いての早朝起床と長時間移動の疲れを感じさせない晴れやかな笑顔で、午前10時過ぎに宮城県岩沼市玉浦小学校に到着。
すぐさま、アヴェ・マリア等のリハーサルに入ります。
10時30分からイヴェントがスタート。
待ちかねた500名の生徒やそのご父兄、教職員の盛大な拍手に迎えられ、キャサリンが登場。
最初に、イギリスの地図を見ながらキャサリンの出身地であるウェールズの場所を紹介。ウェールズの人にこの訪問を伝えると、みな宜しくと伝えて欲しいと言っていたことを明かします。

その後、自分が歌手になるまでの経緯を話すキャサリン。
音楽が盛んなウェールズに生まれ、歌うことが大好きだった自分が、7歳で教会の聖歌隊に入り、10歳で最もすぐれた歌手という称号をもらった話や、教会の他にも学校の合唱団やミュージカルで歌ったという少女時代の話を披露。
続いて、数千人の応募者からたった8人しか合格しないというイギリスの超難関名門、ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックに17歳で合格後、デビューまでの話に移ります。
4年生の時制作したデモ・テープが、友人を介してレコード会社に渡り、すぐさまオーディションを受ける事になり、なんと歌ってから1時間も経たないうちに、6枚のアルバムを発売する契約の話になったという夢のようなシンデレラ・ストーリーには、生徒達も目を輝かせていました。
今までに8枚のCDをリリース。世界中の国々を訪れ、エリザベス女王やチャールズ皇太子、ウィリアム王子や、ハリウッドの女優の前でも歌った貴重な体験を紹介した後、キャサリン自身が大切にしている事を生徒達に語りかけます。
先ずは夢を持つこと。夢を信じて追い続けること。
次に一生懸命努力すること。
夢をかなえるのには、運も必要だが努力することが大切。
ここにいるみんなが大人になった時、夢をかなえていることを信じている。
と結びます。
その後、来年2012年1月19日(木)からスタートするドラマ「聖なる怪物たち」主題歌「アヴェ・マリア(シューベルト)」を熱唱。
真剣な眼差しでキャサリンを見つめる生徒たち。
さらに、「サンタ・クロース・イズ・カミング・トゥ・タウン」を生徒が歌った後、キャサリン先生による歌の指導が始まります。
先ずはステージから生徒の座っているところに降りて、全員を立たせウォームアップ開始。体を左、右にストレッチし、ジャンプを数回。その後、手の先をつま先につけて、体をほぐすように伝えます。
「大きな声で!」と指導され、次第に歌声に活気が増す生徒たち。
合唱の最後で、「サンタ・クロース・イズ・カミング・トゥ・タウン」の歌詞を「キャサリン・ジェンキンス・イズ・カミング・トゥ・タウン」に替えるという生徒達からのサプライズにはキャサリンもびっくり。
とても喜んでいました。
最後に、ステージに戻り名曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」のアンコール。
ステージのそでからマイクを持ち、センターへと歩きながら歌うキャサリン。
歌い終わると生徒達から「ブラボー!」の声も。
その後、6年生男子生徒が、給食の時に校内放送でキャサリンの歌を聴いていることを明かし、「アヴェ・マリア」に感動したとの挨拶に続き、その兄の中学生生徒が見事な英語でスピーチを披露。
二人ともキャサリンの熱い「ハグ」を受け、場内は大盛り上がり。
女子生徒による花束贈呈のあと、キャサリンのお返しのプレゼント贈呈に、生徒たちは大喜びです。
キャサリンは、
「今日のことは決して忘れない。きっと戻って来ます。」とコメント。
その後、校庭で小学校2年生との「もみの木」植樹を行い、記念写真をとりました。

玉浦小学校訪問後、瓦礫の集積場である海岸公園へ。見渡す限り何もなくなってしまった平地と瓦礫の集積にキャサリンも言葉少なげで、感慨深い面持に。

引き続き、仙台市内の七郷小学校へ移動。
ここでは、6年生160名へ歌のプレゼントを行いました。
玉浦小学校に引き続き、生徒たちへ「夢を持つことの大切さと、かなえるための努力の大切さ」を話した後、「アヴェ・マリア」の美しい歌唱を披露。
その後、生徒たちに「ウイ・ウッシュ・ア・メリー・クリスマス」の歌唱指導を行います。
この歌を練習していて、既に上手だった生徒たちが、キャサリンの指導により大きな声でさらに上手に。その歌声にキャサリンも感動。
生徒たちのお返しの歌「涙をこえて」を熱心に聴いていたキャサリン。
歌の終わりに大きな拍手を贈っていました。
アンコールの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の途中では、最前列の男子生徒に握手。
生徒達からの原稿なしでのすばらしい英語でのお礼の後、キャサリンは、数年後この町がもっともっと元気になった時にきっと戻って来る事を約束し、生徒たちにクリスマス・ツリーのプレゼント。
代表の女子男子生徒をハグし大歓声が沸き起こりました。
教師をしていたことがあるので、子供が大好きと語るキャサリン。
音楽には素晴らしい癒しの効果もあると語り、宮城の被災地小学校訪問を締めくくっていました。
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